NEWSお知らせ

アクティブラーニングとICT

2016年08月02日

アクティブラーニングとICT

今日の日経のトップが「中高で討論型授業」です。
2020年までにカリキュラム化をするそうです。
いわゆるアクティブラーニングの導入ですね。
欧米では早くから行われていて、アジアでも遅いほうではないでしょうか。
相手の意見を聞き、自分の意見を展開する。
そこに応用力とか発展的な発想力が養われるというわけですね。
その通りだと思います。
これがうまく機能してくれれば教育もだいぶ良くなることでしょう。
上手くいくポイントは
1.生徒の時間が取れるか?
2.先生のスキルと時間が取れるか?
3.親がかかわってくれるか?
だと思います。

他人の意見を理解して自分の意見を組み立てるためには、基礎となる知識が必要です。今まではその基礎の学びを授業でやってきたのですから、今後はある程度子供が自分でやらないといけない。
最初は時間が足りなくなるでしょうね。

先生も同じです。
総合学習授業が苦手な先生にとってはますます授業がやりにくくなりますね。基本的に先生は口を出さないほうがいいのですが、ほったらかしってわけにもいかないでしょうから・・。
専科教員も増やさないといけないです。
評価も難しいですよね。

反転授業なんていいますが、子供は家や塾で基礎学習をやる時間が増えるでしょう。ですから親もそれを理解してついていかなければいけない。子供が今どういう学びをしているかを知ろうと知らなければいけない。

これらのいろんな問題の効率を高めるツールとしてICTがあります。
タブレットを使った自己学習などもそうです。データはサーバーに集計されて進捗管理や授業の手助けもできます。
動画やプログラミングを使った授業も行われていくでしょう。
いいツールを上手に使ってアクティブラーニングが定着してほしいと思います。

そのツールを弊社は作っていきたいのです。

テンパス・フュジット 丸山茂広